前回は、衝撃の前立腺癌発覚!まででした。
PSA 7.7でグリソンスコア9の最低でもT2Cの癌。 

前回、骨シンチは別病院のため、2週間先と書きましたが、CTはその日に撮ってくれました。

その日はどうやって帰宅したか全く覚えていないし、家内にもどうやって伝えたのかも覚えていないし(多分電話で)、とにかくどうしよう?どんな治療すれば良いの?転移してたら......でした。

治療法とどの病院(=先生)にお願いするか、を早急に決めねばなりませんでした。
転移が無い前提で検討するしかありません。転移があったら基本ホルモン治療で選択肢がほとんどなくなります。

・この時に治療法に関して、最も参考にしたのはこの資料です。2016年までの米国のデータですが、良く纏まっていて、とても参考になりました。

https://www.nmp.co.jp/seed/pcrsg/pdf/pcrsg.pdf

・どういう訳か治療成績に関するデータは日本のものが全くなく、有ったとしても男気(女気)ある病院が自分のところのデータを公開している場合だけです。
で、自分の病院の成績を公開してくれている、小線源で有名な岡本先生がいらっしゃる滋賀医科大学のデータです。

http://www.shiga-med.ac.jp/~hqdbpc/brachytherapy3.html

・それぞれの治療法について詳しく解説してくれている、大船中央病院の放射線科の解説ページです。分かりやすく、とても参考になりました。この病院は、乳癌の治療に関して昔から有名な病院だった記憶があります。残念ながら、治療成績については記載がありません。

https://www.ofunachuohp.net/rt/treatment/prostate-cancer.html

・主催の武内氏のご尽力でここまでの活動になったと思うと頭が下がりますし、前立腺癌になった身としては感謝しかありません。言わずもがなの腺友ネットです。このサイトの「前立腺がんガイドブック」とお奨めサイトにある、前立腺癌 MEMOの中にある、「GS9~10」高リスク前立腺がんのベスト治療法は?は大きな判断のポイントになりました。

http://pros-can.net/index.html

まあ、ほぼ治療法は決まった様なものなのですが、どの先生、病院で治療していただくか、悩みは続きます。

次回に続きます。