またまただいぶ間が空きましたが、IT関係の仕事していますが、何十年かぶりに大きなトラブルが起こってしまい、その対応でバタバタしていました。

前回は、MRIを取って、「前立腺の尖部で左葉の辺緑域から右葉辺緑域に伸びる早期濃染像を認める。拡散低下とT2強調画像での低信号も認められ、前立腺癌と考える。両側腸骨動脈リンパ節や鼠径部に小さなリンパ節を認める。反応性と思われるが、腸骨リンパ節に関しては転移を否定出来ず。」というほぼ癌確定のコメントを貰っても、まだ違うとその頃は思っていて、生検するかしないかのセカンドオピニオンを求め歩きました。

前回で紹介した、生検=癌を体内にばら撒く、という先生にももちろん診てもらいました。
最初にMRIの結果のコピーを渡して見てもらいましたが、先生曰く、「MRIなどあてにならない」でした。一蹴でしたね。
先生の診断方法は、エコーで膀胱の上から前立腺を見るのと、直接触診されることで前立腺癌の特定をされます。で、早速エコーで見た貰ったところ、
「前立腺が見えない」との事。長年の自己導尿で膀胱が肥厚していることと、尿が汚れていること(薬を飲めば一瞬綺麗になるのですが、直ぐにまた汚れだします)の様です。触診でも「うーん、癌じゃないと思うけど」でした。
それならばと、今度は、膀胱鏡で診てもらう事にしました。今まで二分脊椎という事もあり、腰椎麻酔は全ての先生が様々な検査の際に避けてきていたのですが、この先生は、腰椎麻酔で、と譲って貰えず、初のチャレンジでしたが、お願いしました。終わってみればなんて事は無かったのですが、いや~~、注射の針を腰椎に刺されたときは、ちょっと覚悟しましたね。今までどの先生も二分脊椎というと、全身麻酔か安定剤の注射で眠らされてから検査をしていましたから。
で、結局、膀胱鏡は尿道が細くなってしまっていて、入らず、血だらけになっただけで何も分らず抗生剤だけ貰って帰りました。さすがにこれにはかみさんも激怒し、「血だらけにしたまま帰宅させられるなんて、とんでもない」と言われてしまいました。今思えば当然ですね。何事もなくよく済んだものです。まあ、通常に前立腺がエコーで見える方が殆どだと思いますので、参考までに先生に診てもらうのもありだと思います。

結局、この先生のやり方では私の場合、判断できない(触診だけの判断になる)になってしまうので、生検しかないか、と覚悟を決めました。

次回に続きます。

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