前立腺癌になってしまった

生まれつき二分脊椎で15歳の時に左足変形の矯正手術、20歳頃より自己導尿開始し現在に至る。25歳から十二指腸潰瘍になり、完治したのが48歳の時。その後、2017年に前立腺癌になってしまった男のブログ。

2019年7月7日、goo blogから移行しました。今後ともよろしくお願いします。


前回の投稿からだいぶ時間を空けてしまいました。今後ここでも書きたいと思いますが、まあ体調面でいろいろ起こってしまいました。

さて前回は、骨シンチとCTを取るところまででした。骨シンチが1月11日、その結果を受けての診察が結局1月24日でした。

その間、治療法の検討以外にもいろいろ思いが巡りました。とにかく癌一色です。
もし、癌が転移していたら治療法が限られてくるし、余命も長くない可能性が高い。そうなったら、人生謳歌したいし、会社を退職しなきゃなぁ、でも死んだら住宅ローンもチャラか、金融資産の棚卸をやって家族は取り合えず大丈夫だよな、癌になったら支払いがチャラになる住宅ローンの保険に入っておけばよかったなぁ、とかとか。

1月24日、緊張しながら診察室に入って、挨拶もそこそこに、結果を聞きます。

CTで前立腺の近くのリンパ節などに転移がないかを見て、骨シンチで全身の骨に転移がないのを見ます。なので、CTが大丈夫なら基本骨シンチも大丈夫なはずです。(詳しい方、違っていたら教えてください。)

緊張の中、結果は………… CTも骨シンチも問題なし、でした!
転移以外にも色々分かるんですね.....

CT

骨シンチ


夫婦でほっとするのもつかの間、先生からは、治療法の説明が始まりました。


前回は、衝撃の前立腺癌発覚!まででした。
PSA 7.7でグリソンスコア9の最低でもT2Cの癌。 

前回、骨シンチは別病院のため、2週間先と書きましたが、CTはその日に撮ってくれました。

その日はどうやって帰宅したか全く覚えていないし、家内にもどうやって伝えたのかも覚えていないし(多分電話で)、とにかくどうしよう?どんな治療すれば良いの?転移してたら......でした。

治療法とどの病院(=先生)にお願いするか、を早急に決めねばなりませんでした。
転移が無い前提で検討するしかありません。転移があったら基本ホルモン治療で選択肢がほとんどなくなります。

・この時に治療法に関して、最も参考にしたのはこの資料です。2016年までの米国のデータですが、良く纏まっていて、とても参考になりました。

https://www.nmp.co.jp/seed/pcrsg/pdf/pcrsg.pdf

・どういう訳か治療成績に関するデータは日本のものが全くなく、有ったとしても男気(女気)ある病院が自分のところのデータを公開している場合だけです。
で、自分の病院の成績を公開してくれている、小線源で有名な岡本先生がいらっしゃる滋賀医科大学のデータです。

http://www.shiga-med.ac.jp/~hqdbpc/brachytherapy3.html

・それぞれの治療法について詳しく解説してくれている、大船中央病院の放射線科の解説ページです。分かりやすく、とても参考になりました。この病院は、乳癌の治療に関して昔から有名な病院だった記憶があります。残念ながら、治療成績については記載がありません。

https://www.ofunachuohp.net/rt/treatment/prostate-cancer.html

・主催の武内氏のご尽力でここまでの活動になったと思うと頭が下がりますし、前立腺癌になった身としては感謝しかありません。言わずもがなの腺友ネットです。このサイトの「前立腺がんガイドブック」とお奨めサイトにある、前立腺癌 MEMOの中にある、「GS9~10」高リスク前立腺がんのベスト治療法は?は大きな判断のポイントになりました。

http://pros-can.net/index.html

まあ、ほぼ治療法は決まった様なものなのですが、どの先生、病院で治療していただくか、悩みは続きます。

次回に続きます。






前回は、針生検を受けるまででした。

生検のための入院も年末でしたので、年末に休みを取るという感じで会社にも特に何も言いませんでした。特に出血とか導尿がしにくくなるとかもなく、問題なく退院しました。
ただ、結果が年明けの1月5日という事でしたので、不安を抱えながらの年の瀬、年越しでした。

さて、1月5日に病院に行き、先生との会話。一通り新年のご挨拶など済ませてから、

先生:「生検の後、出血などありませんか?」
私:「全く問題ありません。大丈夫です。」
先生:「それは良かった。ですが、癌が出ちゃいました。」
私:「えっ?」
 
という感じでした。まさかまさか。頭真っ白。で、どんな癌だと言われたかというと、まだ転移があるかどうかリンパ節への浸潤があるかも生検からは分からないので、

TMN分類: 最低でもT2C
グリーソンスコア: 9

でした。グリーソンスコア9ですよ、9。これにはまいりました。しかも12箇所のうち、5箇所から癌が見つかるなんて。
さらにはリスク分類で言うと、高リスク前立腺癌


DSC_0097

先生が手書きで書いてくれている真ん中の1から12までの数字を囲んだ楕円を見てください。
その中心に尿道があると思ってください。私の場合、尿道を中心に癌が発生しています。

で、次は治療に入る前に、転移があるか見る必要があって、CTと骨シンチの検査の予約をしました。
骨シンチは、この病院ではできなくて、2週間先になってしまったのですが、先生は普通な感じで、癌なのだからもっと早くやら無くて大丈夫なの?悪性度高い癌なんだよね?そもそも検査の結果が23日に分かってたんだから(画像の日付見てください)、もっと早く教えてくれても良いんじゃね?とか、とにかく早くしないとヤバイやばいヤバイ、しかその時は思いませんでした。

次回に続きます。


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